自己満足的社会貢献の共有

この記事はPepabo Managers Advent Calendar 2022の18日目の記事です。昨日はkeokenの「理性的に日々を過ごすために」でした。

ペパボでは他にもたくさんのAdvent Calendar 2022が作られています。ぜひご覧ください。

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貢献はお好きですか?

GMOペパボ株式会社のCS室でマネージャーをしているおおくぼと申します。

いきなりですが、私は「貢献」が好きです。恐らく自分が何かに貢献できているという実感を持ちたいタイプなのだと思います。それにより承認欲求を満たしている可能性もあります。マネジメントの仕事をしているのも、組織に対してより貢献しやすい立場に居られると考えたからかもしれません。

ということで、この記事では、私なりにやっている社会貢献について書いてみます。

大前提として

事前にお伝えしておきたいのは、社会貢献を勧めたり、自分の行いを自慢するような気持ちは一切ないということです。なぜなら、私はあくまでも自己満足のために社会貢献を行っているからです。その結果として誰かが救われるならいいだろうという考えなので、タイトルにもあるように「自己満足的社会貢献」と捉えていただけるとありがたいです。
※そもそも誰もが納税という大きな社会貢献をしているので、無理にする必要がない気もします。

自己満足的社会貢献の紹介

①休憩ついでに献血する

休みの日に天神や博多に買い物に行くことがありますが、歩き疲れた時は休憩ついでに献血することがあります。ご存知の方も多いですが、献血ルームは飲み物飲み放題、お菓子食べ放題、TV観放題、手土産ありという至れり尽くせりの場所です。自分の血を少し提供することで誰かの役に立てるならラッキーという気軽な気持ちで行っています。ただ、気軽にとはいえ血液なので、体重や体調によっては献血したくてもできないケースがあります。意外と献血できるタイミングも限られるので、行ったことが無い方は確認しに行ってみてもいいかもしれません。

ちなみに、お菓子は「ばかうけ」がおすすめです。自分では買わないけどあったら食べるお菓子ナンバーワン。

②気になるゴミだけ拾う

私は道端に落ちているゴミが嫌いです。環境が汚れるからというより、ゴミのポイ捨てが、最も身近な「その行動により何が起きるのかを想像できない浅はかさを感じる行為」だから嫌なんだろうなと思います。

とはいえ、道端に落ちているゴミを全部拾うのは不可能なので、「そのゴミにより誰かが怪我をする可能性がある」という条件に当てはまった時に拾うようにしています。身体障害をお持ちの方やご年配の方など、体が不自由な人たちが踏んだり躓いたりして転けてしまうんじゃないか!と勝手に最悪のケースを想像してしまい、拾わないことで罪悪感が生まれてしまうので、半ば拾わざるを得ないという感じもあります。

もしかすると、街中でゴミを拾う姿を見られるのが恥ずかしいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。誰も他人のことなんて気にしていません。一緒に堂々と拾いましょう。

苦言のコーナー

とんでもないコーナーを作っていますが、少しだけ愚痴を言わせてください。ゴミを拾って思うのは「ゴミ箱、街に無さすぎないか?」です。最近も自宅最寄駅のホーム(2階)でビニール袋を拾ったのですが、ホームに燃えるゴミ用のゴミ箱が無くなっており、焦って改札(1階)まで戻って捨てるということがありました。色々な事情でゴミ箱が減っているんだろうとは思いますが、もう少し増やしたほうが街中のゴミは減るかもしれないです。

③無意識に募金する

私は街中の募金活動が苦手です。そもそもオープンな場で募金する行為にハードルを感じるし、金額に悩むし、スルーするのも無駄に心が痛みます。でも募金自体は悪いことだと思っていませんし、むしろ「夢をかなえるゾウ1」に影響されて自分もしたいと考えていました。

そんな悩みを解決しようと、クレジットカードの引き落としで定期的に募金することにしました。いわゆるサブスクですね。収入の1割、とまではいかなかったので、まずは月3万円と決めて1万円×3団体に寄付してみることにしました。その後は、街中で募金活動をしている団体に遭遇しても、自分はしているから!という強い気持ちでお断りしたり通り過ぎることができるようになりました。

問題はここからです。サブスクには「解約しない限り支払われ続ける」という恐ろしい側面があるのですが、気づいたら長い月日が経過しており、トータルで支払った金額がすごいことになっていました。そして個人での寄付額として大きかったようで、とある団体から感謝状が届いてしまいました。生活が危ぶまれるレベルではなかったのですが、物入りな時期が重なり、家計簿を見直したタイミングで「これは寄付している場合ではない」と気づき、仕切り直そうと一旦すべての寄付を停止しました。今後も募金はしようとは思っていますが、しばらくはガネーシャの課題「コンビニでお釣りを募金する」くらいにしておきます。

苦言のコーナー

①お礼の品はいらない

とある団体からいただいたのは、実は感謝状だけではありませんでした。全容は以下です。

  • 立派な筒に入った感謝状
  • 自分のフルネームが書かれた立派な表札
  • 自宅への訪問(感謝状などを手渡しするため)
    • ポストに手紙などが入っており、それで訪問があったことを知りました。訪問があることを存じ上げず、出社していたのでお会いできませんでした。。

クラウドファンディングでもたまにあるのですが、寄付をする立場からすると、リターン的なものは一切求めていません。むしろ、相手に余計なコストをかけさせてしまったことに対する申し訳無さがあります。私なんかにお金と時間を使わず、困っている人や、困っている人を現地で助けている人にお金と時間を使ってほしいのです。事前に断るタイミングがあったかもしれず反省しました。

②解約しづらい

サブスクあるあるかもしれませんが、寄付の停止方法、つまり解約方法が分かりづらかったです。調べた結果、基本的には「事務局にメールで解約希望を伝える」という手続きが必要でした。うーん、少し面倒かも。申し込みはウェブサイトから簡単にできたのですが、解約はウェブサイトではできず、若干手間がかかりました(レスポンスは早いです)。寄付に関しても、Netflixのように申し込みと解約が気軽にできると、寄付のハードルがもっと下がるかもしれませんね。

④誰から買うかを重視する

私は「VEJA」の靴をよく履いています。デザインがかわいい、履きやすい、値段がお手頃、他の人とかぶることが少ないなどの点で気に入っています。でも何より気に入っているのは、エコロジカルな素材の使用やフェアトレードなど、サステナビリティに積極的に取り組む姿勢です。その上で品質も良いから最高。

VEJAに関しては、私がつらつらと説明するよりも、ほぼ日さんの記事のほうが分かりやすいと思いますので、ぜひそちらでご覧ください。

フランスから来たやさしいスニーカー VEJA。 – ほぼ日刊イトイ新聞

事業継続のために利益が必要であることは理解しつつも、自分たちの利益だけを優先するような姿勢を感じる企業やブランドは尊敬できません。社会課題に対して解決しようと取り組む人たちを応援したいですし、そのような人たちから商品を購入したいです。これもある意味推し活なのかもしれません(違うかもしれません)。

と、このようなことを考えていると、ペパボの「大切にしている3つのこと」にある「ファンを増やすこと」「アウトプットすること」がいかに重要であるかが分かりますね。

おわりに

一部苦言も呈してしまいましたが、自己満足的社会貢献に共感できる部分はありましたでしょうか。こういう活動は誰かに言うようなものではないので、日々ひっそりとやっていたのですが、せっかくなので記録も兼ねてアウトプットしてみました。みなさんも、日々の生活で行っているちょっとした社会貢献があれば何かのネタにしましょう。

明日のPepabo Managers Advent Calendar 2022は、minne事業部の hogemoge さんです!お楽しみに。

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